バナナが嫌いになったが....。
(この行を消して、ここに「仕事と子育て」について書いてください)
水が流れない!
それは母の声だった。
そもそも話の始まりはというと私は3歳だった。
その頃は昭和時代、普通の生活ができていたのだろうか?
父も母も働いていて、五つ離れた兄が居る。
私は保育所に預けられ、帰りは母が迎えにきた
母の仕事が遅い時は 一人で帰った覚えがある。
そんな暮らしの中で、ちょっと良い事があった時や風邪をひいた時など その時は高級な食べ物だった、忘れもしない バナナが出てきたのである。
甘くて栄養があるから、と、教えられ食べた。
最初はなんて美味い果物なんだと嬉しささえ感じていた、が、しかし.........。
事件は起きた!
3歳でバナナ一本が完食出来るわけない、しかも、食後に^^
幼い頭で考えたんだろうなぁ〜 ヒラメキました!
高い物なのに、残したら叱られる 跡形も無く
無くなれば食べた事になるよな?!
ゴミ箱はすぐ見つかってしまう、どうする私!
昔はポットンべ○じょ なげたら見えちゃう考えて考え抜いた結果、トイレの横の水道の水栓に入れたら、わからないだろう!
[楽天] #Rakutenichiba
https://item.rakuten.co.jp/sunnydayshop/s28790265/
私は皮を剥き急いでねじ込んだ!
証拠隠滅^_^
何時間もかからないうちに
「流れない!」の母の声
うっ やばい
父は上下水道設備屋だった。
何で流れないんだと道具を持ってきてトラップを見たら
「なんだこれ?」
言わずもがな バレた。
その後は想像に任せる。
それから、バナナが嫌いになったが
共働きで一生懸命 食べさせてくれた親を思うと 今になって
有り難いと思う。
既に母はいないが あの時の顔は忘れもしない
般若だった。
では また。